【格差】大企業と中小企業の経営計画発表会
所属する企業の経営計画発表会が最近行われました。
経営計画発表会(違う呼び方をする企業もたくさんあります)とは、簡単にいうと社員を集めて今年も頑張ろう!と気合を入れる儀式です。
基本的に決算が終わり新年度に入った月に行われると思います。
社員を集めて各拠点の偉い人が抱負を述べたり、昇進や異動の辞令が交付されたり、中長期のビジョンが示されたりします。その後は懇親会などといった流れでしょうか。
うちの会社の開催場所は、本社近くの公民館のような施設(公共施設ではない
けど)。
この時点で、違和感がありました。
一社目(二社目は在籍が果てし無く短かったため記録なし)の発表会は、本社近くで一、二を争ういいホテルで開催していたからです。
そのぐらい、新卒入社した会社から刷り込まれる価値観は大きいです。それに負けずに、柔軟な思考を持とうとするも良し、染まるのも良しなんですけど。
会議場のパイプ椅子に座り、お尻を痛めながら約6時間に渡る会合を乗り切りました。
以下、新卒入社の会社(以下、A社)と、今の会社(以下、B社)の違いを列挙します。
【会場】
A社 地域で一、二を争うホテル
B社 公民館のような施設
【椅子】
A社 ホテルの格式にふさわしい、背もたれが長く座りやすい椅子
B社 パイプ椅子
【食事】
A社 終了後はホテルの別室でビュッフェスタイルの立食パーティー後、懇親会
B社 2000円ぐらいの高級弁当支給。
時間は同じぐらいの5〜6時間ぐらいでしたが、待遇が違いました。
年に一度ぐらいはA社のような普段入れない所に入ることができる、こういうアップサイド感を味わう機会があっていいと思います。
最初からB社のような発表会がスタンダードだと思ってしまうと、「だるいなぁ、仕事してた方がマシだよ」と思ってしまうんじゃないかなどと考えてしまいました。
だから、最初の環境というのは極めて重要なことです。ご慎重に。
新卒で入社するなら大企業ってのと、新卒入社した会社への感謝
就職活動真っ盛りなシーズンなんでしょうか。
約四年前は(暦の上での)就活解禁日は10月1日でした。ですから一握りの人は、内定をもらっていた時期でした。
どんな業界を志望するとしても、大企業だけに絞らず、かつ中小企業だけにも絞らず、数打っておくことをおすすめします。
あらゆる人が同じことを言っているのでお前に言われんでもわかっとるレベルの話かもしれませんが…
なぜならそれができるのが、新卒の就活の時ぐらいだからです。甲子園やインターハイには何度も出られるかもしれませんが、「新卒」という最強のパスを持って活動できるのは一生に一度です。
そして、自分が(ビジネス的な視点から見て)世間をあまり知らないと思っているなら、大企業に行っておいた方がいいと思います。
私が新卒入社した会社は上場しており、人数的にも大企業に分類されるところでした。そこで、仕事の基本(のようなもの)を教えて頂いて本当に良かったです。仕事の基本(のようなもの)という表現にしたのは、会社の数だけ仕事のやり方があると思うので、そうしました。
それでも今思うと、何かしらの書類であったり、社内のシステムであったり、福利厚生面であったり、今いる中小企業では整っていないことがたくさんありました。
そして、ある意味一番大切な「人」の面なんかでも…
そういう事実を若い時に知ることができるか、できないかというのは大きいと思います。
恐らく、あなたは転職することになります。近い将来か遠い将来かはわかりませんが。
そういう時もよほど専門職ならともかく、知名度の無い会社より知名度がある会社の経歴がある方が心象が良い気がします(個人の感想です)。
とはいえ、数字で見たら大企業に入ることができるのはおおよそ10%です。
この事実を頭に入れつつ、自分との駆け引き、企業との駆け引きを楽しんでください。
オリンピック
オリンピックは縁日。祭り。
高梨沙羅選手は残念な結果に終わってしまいました。
高梨選手はそういう努力してのし上がったストーリーがないからあまり愛されないと評していた人がいました。
確かに日本人が好むのは福原愛選手のストーリーでしょう。
しかしアスリートは、常人が努力と感じてしまうゾーンを快楽化できている、努力と感じないからこそオリンピックに出られるぐらいのレベルになれたんだろうと思います。
毎年競技に取り組んでいるのに、四年に一度マスコミや周りからガヤガヤ言われても…という感情もあるのではないでしょうか。
そしてオリンピックでの競技の結果は、祭りの子供向けのくじを引くようなもので、運の要素も大きいと思います。
上の等(メダル)が当たればラッキー、ぐらいなものではないでしょうか。
国の金で行ってるんだから結果出せと言っても、普段はアスリート個々の金や何よりアスリートの皆さんの「時間」という資産を使って競技をしているので、正当性がある物言いかというと疑問です。
参加することに意義があるってのはまさにだと思います。ボーナスステージで、祭りだよ。マスコミのメダル煽りはいつまでやるのだろうか。
あなたはシーサ。を知っていますか?
タイトル、敬称略。
YouTubeではこんな動画に出演していらっしゃる方です。
パチスロです。
先日友人と、友人の友人と会って話をする機会がありました。
そこで登場したのがこのシーサ。氏。初めて知りました。
シーサ。
。までが名前です。お分かりかとは思いますが。
モーニング娘。のインスパイアか。
モー娘。デビュー当時は私もやたら文末に「。」付けてました。
墨液。とか。
当時は小学生でした!懐かしい!
それはともかく、シーサ。氏出演のYouTube動画シーサ。の回胴日記、再生回数を見ると、30万、40万、そして50万再生がゴロゴロあります。
最近私が見たももいろクローバーZの振り付け動画
これが64万再生。
ドラゴンボールの名言集
これが41万再生。
シーサ。氏はある意味ではこのレベルであるといえます。
ネットユーザーも本当に多層で、自分の見ている範囲が全てじゃないことはわかってはいます。が、こういう現実を目の当たりにして再認識させられます。
だからこういう機会を得たい。知らない世界を知りたいので、とても面白い気持ちになれます。ああ、偏ってたんだなって思えます。もちろん偏っているからいい悪いの話ではありません。
友人と友人の友人はかなりスロットの話をしていてもう数年やっていない私はついていけなかったけど、普段見ない世界を見ることができたのはいい経験でした。
生きるコストについて
たくさんの人と話したり、例え一人相手でも何時間も話すと本当に疲れます。
しかし世の中にはきっとあまりダメージを受けない人もいます。
コミュニケーションに限らず、勉強やスポーツに置き換えても同じことが言えると思います。
それはキャパシティが違うのか、それと
もコストの消費が小さいのか。
そのふたつ、どう違うんだと言われると説明に困りますが。
人と関わるのがきつかったり苦手な人は、キャパシティも小さければ人に話しかけることに払う精神的や肉体的なコストも高いのでしょう。また回復にも時間が掛かる。
かたや正反対のタイプの人もいるでしょう。
そりゃ差はつきますわな。という話。
俺はコミュニケーションに関しては前者に近い人間です。一人の時間が結構ないと厳しいです。
この辺が数値化されれば自分の状態を把握できていいかな、とも思いましたがなったらなったでとても恐ろしい社会になりそうなのでやっぱりいいです。
なぜリア充はBBQをやりたがるのか?
あけましておめでとうございます。
遅ればせながら本年一回目の更新です。
オール電化。普及してきていますね。
今度家を建てる友人も、オール電化だとか。
そうすると調理器具はガスではなくIHなわけです。
IHに、なにか違和感を抱いています。
それは、火が見えないことです
(また、電磁波の悪影響も言われています。欧米で普及していない理由だという意見もあります。)。
数ヶ月前一人暮らしを再開したとき、久々に自炊をしました。
その時、ガスの火をつけて、火を見て何か安心したのです。
シズル感があるんですよね。本能に訴えかける何かでしょうか?
また、こんなこともありましたし。
いわゆるリア充がバーベキューをやりたがるのも、火を見た時の気持ち(高まる感じ?)を感じたいからというのもあるような気がします。IHでバーベキューという構図は、想像がつきませんからね。
送料は、どうあがいても掛かるもの
ネットショッピングが隆盛している現代。値段の面で気になってしまうのは、商品そのものの値段はともかく、送料が発生するかしないかという人も多いことでしょう。
Amazonは基本的に送料無料だし(マーケットプレイスは除く)、楽天も送料無料で買える商品が多いですね。
しかしあえて言いたいですが、送料は無料になっているのではなく
店側などが必ず負担しているという事実があるということです。
また送料無料と謳っていても、結局商品代金に含んでからそう謳う場合もあるでしょう。
運送業者の悪いイメージもあり、送料は余計な費用という認識をしている人も多いでしょう。
ただ実際に、注文してからあなたの元へ届くのに運送業者含めどれほどの人の手を介しているかを考えてみてください。
佐川はAmazonから撤退しましたが、原因はいうまでもなく得られる対価に見合わない作業量です。採算が取れない。
こんな上客との取り引きをやめるのには色々考えてのことだったとは思いますが。
もし、現在引き受けているヤマト運輸まで悲鳴をあげたら、どうなるのでしょう。
全体最適を考えると、運送業者をしばくことはマイナスですし、社会全体の運送業者を見る目も変わらないかなぁと思っています。
どちらにしろ誰かが必ず引き受ける必要がある役割なんですから。